子犬で使われている JWMウインドウの仕様書をネットを検索してたら発見しました
子犬の設定ファイルに照らし合わせて見てみようとのシリーズです
子犬に使用しているバージョンによって仕様が異なります
トレイ (/root/.jwmrc-tray)編
<JWM>
<Tray autohide="off" x="0" y="-1" width="0" height="30" layer="above" layout="horizontal" halign="left" valign="bottom" >
autohide | 自動で隠れる |
JWM v2.3. left(左), right(右), top(上), bottom(下),デフォルト:off(無効) | |
JWM v2.2. false(無効) , true(有効) デフォルト:false(無効) | |
x | レイのx座標 |
画面の右側からのオフセット距離 | |
y | レイのy座標 |
画面の下部からのオフセット距離 | |
width | レイの幅 |
0は、トレイに含まれる内容とレイアウトに応じて最適な幅を計算する必要があることを示す 負の値は、画面の幅から幅を減算する必要があることを示す。 0がデフォルト | |
height | トレイの高さ |
0は、トレイに含まれる内容とレイアウトに応じて最適な高さを計算する必要があることを示す 負の値は、画面の高さから高さを減算する必要があることを示す。 0がデフォルト | |
layer | トレイのレイヤー |
デフォルトは above(上面) 他にbelow(下面), normal(), | |
layout | トレイのレイアウト |
デフォルトは horizontal(水平) 可能な値は horizontal(水平)およびvertical(垂直) | |
halign | レイの水平方向の位置合わせ |
デフォルトは fixed(固定)です。 可能な値は fixed(所定)で, left(左), center(中央), right(右) | |
valign | レイの垂直方向の位置合わせ |
デフォルトは fixed固定です。 可能な値は fixed(所定), top(上), center(中央),,bottom(下) |
<TrayButton label="Menu" icon="puppy.svg" >root:3</TrayButton>
<TrayButton popup="Show Desktop" icon="/usr/local/lib/X11/pixmaps/x48.png">showdesktop</TrayButton>
TrayButton | トレイにボタンを追加 |
属性 label:表示するラベル icon:表示するアイコン popup:ポップアップで表示するテキスト デフォルトはラベル exec:program:プログラム実行 showdesktop:現在のデスクトップ上のすべてのウィンドウを最小化する root:n:ルートメニューを表示 |
<Pager/>
Pager | トレイにワークスペース表示を追加 |
属性 labeled:デスクトップのラベルの表示 デフォルトはfalse(無効) true(有効) |
<TaskList maxwidth="200"/>
TaskList | トレイにタスクリストを追加 |
属性 maxwidth:項目の最大幅 デフォルトは0 labeled:項目のラベルの表示 デフォルトはtrue(有効) false(無効) JWM v2.3.6の新機能 height:項目の高さ デフォルトは0 JWM v2.3.3新機能 |
<Dock/>
Dock | システム通知用のドックの追加 |
_NET_SYSTEM_TRAY_Sn選択を使用するプログラムで使用できる Dockのサイズはトレイのサイズと含まれているアイテムの数に基づいて動的 JWMのインスタンスごとに1つのDockのみが許可 属性 spacing:ドック内のアイテムのピクセル数 デフォルトは0 v2.3.7の新機能 width:ドック内のアイテムの最小幅 デフォルトは0 |
<Swallow name="xload" width="32">xload -nolabel -bg "#888888" -fg "#222222" -hl "#4C7CC1"</Swallow>
Swallow | プログラムをトレイに表示する (実行するコマンド) |
属性 name:トレイで実行するコマンドの名称 width:表示幅 デフォルトは0 height:表示高 デフォルトは0 |
<Spacer width="4"/>
Spacer | 空き空間の追加 |
属性 width:幅 デフォルトは0 height:高さ フデォルトは0 |
<Clock format="%a %d %b %l:%M %p">exec:minixcal</Clock>
Clock | 時計の追加 |
属性 format デフォルトは %I:%M %p. zone:タイムゾーン デフォルトはローカル width:幅 フォルトは0 height:高さ フォルトは0 |
</JWM>
補足
<TrayButton popup="CONSOLES
- Left click: rxvt
- Middle click: LXTerminal
- Right click: urxvt" icon="console.png">
<Button mask="1">exec:rxvt</Button>
<Button mask="2">exec:lxterminal</Button>
<Button mask="3">exec:urxvt</Button>
</TrayButton>
属性:mask 特定のマウスボタンに対して実行するアクションを指定する 1:右クリック、2:中クリック、3:右クリック |